バッティング理論について

バッティングといっても、実はいろんな打ち方があります。

大リーグを見ていると、バッターのバッティングフォームはかなりバラバラで面白いですよね。日本でも昔で言えば八重樫とか梨田選手みたいな変わったフォームのバッターがいました。

体系的なバッティング理論だけでも複数あります。武道の流派のようなものですね。

1.リニアウェイトシフト(リニア打法)

身体の回転運動だけでなく、体重の移動(並進運動という人もいます)も加えて打撃を行うバッティング理論。足を大きくあげて踏み出し、大きなテークバックをとる等、何らかの準備動作を行うという特徴があります。ベーブ・ルースやハンク・アーロンがこの打法とされています。

2.軸固定回転打法(ローテイショナル打法)

身体の回転軸を固定し、体重移動はせずに、その軸を中心に身体をコンパクトに回転させて遠心力によってバットスピードを発生させるというバッティング理論。バリー・ボンズやサミー・ソーサがこの打法とされています。

ローテイショナル打法は、最近はトップハンド・トルク打法(THT)と呼ばれることが多いようです。「トップハンド・トルク」の意味は、トップハンド(バットを構えた際の上側の手、つまりピッチャーから遠い手)とボトムハンド(ピッチャー側の手)が互いに逆方向に動くことによって捻る力=トルクを生じさせるという意味です。

リニアウェイトシフト(リニア打法)では、インパクトまではバットのヘッドを遅らせ、インパクトでボトムハンドを引いてヘッドを走らせる、ボトムハンド主導の打ち方が提唱されていました。

これに対し、トップハンド・トルク打法では、トップハンドでバットを押してヘッドを加速させる意識が大切と説かれ、そこからこの名前がついています。

 

大リーグでは現在はトップハンド・トルク打法が主流になっていますが、これは流行だというだけであって、別にリニアウェイトシフト(リニア打法)が全くダメだと証明されたわけではありません。

日本では、まだまだリニアウェイトシフト(リニア打法)が多いですね。

 

注意すべきことはトップハンドトルク打法とリニアウェートシフト打法は同時に行うことはできませんし、混ぜこぜにしてしまってフォームを崩さないよう注意することが必要です。

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